Next 10 Minds 

    Selected by Publisher of Intelligence

未来を切り拓く10の知性


        AIから生命科学、認知、ロボティクス、複雑系、社会科学まで。

         未来を形づくる問いを、ひとつの知の流れとして辿るための10人です。


1.  AIは、科学を変える──AI「科学者」の誕生

デミス・ハサビス(ディープマインド創業者) Demis Hassabis

AIは文章を書くのみならず、人間には見つけられなかった生命の法則まで見出しはじめている。

AlphaFoldで生命科学を大きく前進させ、2024年ノーベル化学賞を受賞したハサビス。

彼が目指すのは、AIを人類の「知的パートナー」として、新しい科学そのものを生み出す未来だ。  


2.  AIは、世界を理解できるか──LLMの次に来る「世界モデル」

ヤン・ルカン(AI研究者) Yann LeCun

生成AIの限界をいち早く見据え、「世界モデル」という新たな方向性を示してきたAI研究の第一人者。

AIは言葉を生成するだけではなく、物理法則や因果関係を学び、現実世界そのものを理解する時代へ。

人間のように考え、行動するAIへの道を切り拓こうとしている。


3.  AIは、身体を持つのか──Embodied AIという新しい競争

中国ロボティクス  Embodied AI

チャットAIの次に世界が向かうのは、「身体を持つAI」だ。Unitree、AgiBot、Knowin.AI…

ヒューマノイドロボットの開発が進む中国。知性は身体を持ったとき、何ができるようになるのか。

AIは画面の中から現実世界へと歩き始めている。


4.  AIの次に、人類は生命をつくる──生命をプログラムする時代へ

マイケル・レヴィン(生物学者)Michael Levin

世界初の「生体ロボット」開発で注目を集める発生生物学者。知性は脳だけに宿るのか。

それとも細胞や身体そのものに存在するのか。生命を「情報処理システム」として捉え直し、

再生医療からAIまでつなぐ新しい生命観を切り拓いている。


5.  人類は宇宙における、唯一の生命なのか──地球外生命体探査の最前線

サラ・シーガー(天体物理学者) Sara Seager 

では、生命は地球だけのものなのか。シーガーは、地球は宇宙に無数に存在する惑星のひとつに

過ぎないという。私たちが生命の条件だと考えてきた水や酸素、炭素は、本当に普遍的なのだろうか。

宇宙という視点から、生命そのものの定義を問い直している。


6.  世界は、何によって可能になるのか──コンストラクタ理論という新しい物理学 

 デイヴィッド・ドイッチュ / キアラ・マルレット(物理学者) David Deutsch / Chiara Marletto  

物理学は「何が存在するか」だけでなく、「何が可能で、何が不可能か」を説明できるのか。

ドイッチュとマルレットは、コンストラクタ理論によって物理学の土台そのものを書き換えようとしている。

情報、量子、生命をつなぐ新しい世界観がここから生まれようとしている。


7. 人間は、世界をどのように予測しているのか──認知科学が解き明かす知性

クリストファー・サマーフィールド(認知神経科学者) Christopher Summerfield

AIは人間の知能を再現できるのか。その答えを探るには、まず人間の脳を理解しなければならない。

サマーフィールドは、認知科学とAI研究を架橋し、知覚、記憶、推論を手がかりに、

「知性とは何か」という最も根源的な問いに挑み続けている。


8. 「人間」とは誰のことだったのか──女性の身体から読み解く人類史

キャット・ボハノン(研究者 / 作家) Cat Bohannon

私たちが「人間」と呼んできた存在は、本当に人類全体を表していたのだろうか。

ボハノンは、女性の身体を切り口に、進化、生物学、医学、人類史を横断し、人間理解そのものを更新する。

およそ半分の人類を知ることは、人類全体を知ることでもある。


9.  歴史は、予測できるのか──複雑系で読み解く文明の興亡

ピーター・ターチン(進化生物学者) Peter Turchin

歴史は偶然の積み重ねなのか、それとも法則を持つのか。数学と進化生物学を武器に、

文明の盛衰をデータから読み解くターチン。社会科学に複雑系という新しい視点を持ち込み、

「歴史は予測できるのか」という問いに挑んでいる。


10. Coming Soon


このリストは今後も更新していきます。

詳しい解説記事も順次公開予定です。